「NOMUCITY ~街にとどけ、投資のチカラ~ 」 in大阪・関西万博「FUTURE SUMMIT みらい総会」
- 2025
- Creative Studio
- Interactive Content
大阪・関西万博で開催された「国連を支える世界こども未来会議 FUTURE SUMMIT みらい総会」において、野村ホールディングス株式会社様が提供した金融教育コンテンツ「NOMU CITY ~街にとどけ、投資のチカラ~」の企画・制作を担当しました。
体験の主役となる子どもたちは、3Dマウスを操作し、大型ディスプレイの中に広がる街で働く人々の声を聴き、自らの意志で投資先を決定します。
最大の特徴は、重さや大きさをリアルに再現した「札束」のオブジェクトを、自らの手で投資台へと投じる物理的なアクションにあります。この札束を投じる動きとデジタル上の演出がリアルタイムに連動し、投資によって街が変化し、発展していくプロセスを体感できるコンテンツを構築しました。
Key Points
Concept / コンセプト
子どもたちにとって抽象的で難解になりがちな「投資」というテーマを、いかにして「社会を変える力」として直感的に理解させるか。この課題に対し、私たちは「フィジカル」と「デジタル」の高度な融合を戦略の軸に据えました。
体験の核となるのは、徹底してこだわった「札束を使ったフィジカルな投資体験」と「3Dによる街の表現」です。
Approach / アプローチ
まず物理的なアプローチとして、デザインや印刷の質感にこだわった大きな「札束」と、札束を載せて投資を実行するギミックを施した投資台を制作しました。本物の札束と同じ重さ・大きさを再現し、自らの手で「大きなお金を動かす」という特別な体験を演出しています。札束を載せる投資台には、目を引く赤い「投資ボタン」を置き、押したら何かが起こる!という好奇心をくすぐる装置としました。
子どもたちのアクションに応答するデジタル空間では、投資によって発展していく街を3Dで表現しました。かわいくて面白い発見が随所に隠された「街」の細部には、遊び心を盛り込み、自分たちのアクションが社会を彩っていく様子をダイレクトに伝えます。発展した未来の街にはこんなものがあるかもしれない!と想像力を刺激する空間を目指しました。
重量感ある札束を自ら投じる物理的なアクションと、それに応答する音や映像との相乗効果により、子どもたちが「お金の動き」を自分事として捉えられる構成にしています。言葉の壁を超え、年齢や国籍を問わず誰もが感覚的に楽しめる体験として具現化したこのコンテンツを通じ、未来を担う子どもたちに投資の意義を体感してもらえたのではと思います。
credit
- Creative producer Shuhei Matsuyama
- Production Manager Naomi someya
- Director Yosuke Onumata
- 3D Designer Comomo Kanayama
- Unity Engineer Tatsuya Ishikawa
- System Director Koki Kaminoura
