NHK技研公開2025 多感覚3D体験デモコンテンツ
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「NHK技研公開2025」において、FutureVision 2030-2040を具現化する未来のメディア体験デモ「体感!昭和100年商店街 砧ラボと一緒におでかけリポート」を、NHK放送技術研究所、(株)NHKテクノロジーズと共同で企画・制作しました。
本プロジェクトでは、研究段階にある触覚提示装置や香りディスプレー、そして3Dディスプレーを、コンテンツとリアルタイムに連携・動作させる技術実証を行いました。コンテンツは、2025年(昭和100年)を記念して造られた「バーチャル昭和ワールド」をリポーターと共に巡るロケ番組形式を採用。視覚的な立体映像に加え、場面に連動した「触感」や「香り」を提示することで、将来の放送メディアがもたらす新しいコミュニケーションのあり方と、実体感を伴う「強い体験」の可能性を一般来場者に提示しました。
Key Points
メディアによる「実体感」の創出と検証
未来のメディア像を提示するにあたり、私たちは単なる技術展示に留まらず、時間的・物理的に「リアルではない状況」において、人はどれほど深い没入感や実体感を得られるのかという検証を主眼に置きました。ターゲットとしたのは「懐かしさ」という極めて曖昧でエモーショナルな感覚です。多感覚3D技術を用いることで、この「懐かしさ」を意図的に呼び起こせるかを探求し、メディアを通じた新しい感情体験の創出を目指しました。
複合デバイスの高度な連携
3Dディスプレーの立体映像に合わせ、触覚ディスプレーと香りディスプレーを緻密に連動させました 。コンテンツが目の前の空間に飛び出し、視聴者の世界に直接働きかけてくるような表現を追求することで、情報伝達を超えた深い理解を促す設計としています。
研究開発へのフィードバック
一般来場者にこの未来の視聴体験を実際に提供し、その反応やコメントをダイレクトに収集しました。得られたデータは、単なる展示の結果としてだけでなく、次世代メディアにおけるさらなる研究開発要素の抽出・創出へと繋げる重要なアセットとなっています。
Award
第9回羽倉賞 受賞(NHK放送技術研究所)
https://soatassoc.org/hagura
credit
- Cliant NHK Technologies, Inc.
- Creative Director Shuhei Matsuyama
- CG Director Yutaro Matsumoto
- Unity Engineer Teruaki Tsubokura
